せどりで納品作業を就労支援施設に外注化するまでの流れ

こんにちは、SEDOです。

レンタルスペースの運営をしながら
田舎で店舗せどりや電脳せどりをやっている
元運送屋です。

プロフィールはこちらです。

せどり歴は4年目になるのですが、売上が3桁万円を超えてからもずっと家で一人で納品をしていました。

アマゾン物販は、FBAの倉庫に商品を送れば自動的に売れるから楽!!

とは言いますが、さすがに納品個数が多くなってくると、それなりに時間もかかるので大変ですよね。。。

実際私も、一気に仕入れをしてしまった日などは、丸一日かけて納品するなんて日もよくありました。

そんな時間と商品に追われてた私も、とうとう納品ストレスの限界がきましたので、外注化に乗り出しました。

そこで今回は私が現在契約している「就労支援施設への納品外注」について、どのように探して、どんな準備をして、どのようにして納品作業をお願いしていったのかをご紹介していきたいと思います。

目次

就労支援施設での納品外注先を探す

納品外注には大きく分けて2種類あります。

・Amazonの納品外注専門業者にお願いするパターン


1商品あたりの費用は高いが、教育コストが必要なく、すぐに依頼可能、FBA納品に関しての専門知識があるので臨機応変に対応力してくれる

・就労支援施設にお願いするパターン


1から教育する必要があるが、専門業者に比べると比較費用が抑えられる傾向にあります。依頼できる仕事内容も事業所次第では多い

このように、それぞれメリット・デメリットがあります。

今回私は

・店舗せどりの荷物も外注したい
・1商品あたりのコストを安くしたい
・メルカリなどの納品発送も頼みたい
・中古や自己発送も頼みたい
などから近くの就労支援施設にお願いしようと思いました。

①就労支援施設を探してみた

就労支援施設でお仕事をお願いできることは知っていたのですが、そもそも就労支援施設ってどうやって探すのか分からなかった私は、市役所に電話をかけました。

もしもし、就労支援施設にお仕事をお願いしたいとおもっているのですが、就労支援施設をどうやって調べればいいのか分からなくて・・・

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SEDO

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市役所の人

市役所のホームページに「サービス提供事業所」ってところがありますので、そこから提供事業者が載っているエクセルデータがダウンロードできます。

ありがとうございます。そこに問い合わせて、お願いできるかを確認するような感じでいいんですか?市役所を通してお願いするのでしょうか?

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SEDO

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市役所の人

市役所は情報を掲載しているだけですので、直接事業者さんとやり取りしてください

わかりました。ありがとうございましたー。

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SEDO

という流れで、就労支援施設事業所一覧を手に入れることができました。

お近くで事業所を探したい場合は一度市役所に連絡してみましょう。

②就労支援施設に連絡してみた

就労支援施設のリストを300件手に入れたので、電話を入れてみることに・・・

よく見ると就労支援施設の事業所にも色々種類があります・・・

・就労移行支援
・自立訓練(生活訓練)
・共同生活援助
・生活介護
・短期入所
・居宅介護
・特定相談支援
・障害児相談支援
・就労継続支援A型
就労継続支援B型

いろいろあるのですが、この中の就労継続支援B型に該当する施設に連絡をすることに。

なぜ就労継続支援B型にしたかというと、せどりの納品外注について調べていくと、就労継続支援B型にお願いしていた方が多かったからです。

A型とB型の違いは、A型のほうが社会復帰に近いので、能力が高い傾向にあります。ただ事業所によってはA型に近いレベルの高い仕事ができるB型の方もいるようなので、施設ごとに差があるようです


電話をすること、、、、、、、2件目!!

もしもし。Amazonでの物販をしているものなのですが、そちらの施設で納品作業をお願いできないかと思いまして。

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SEDO

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就労支援事業者

一度どういうお仕事内容なのか確認させていただきたいので、作業場に伺っても大丈夫でしょうか?

だいぶ省略しましたが、このようなやり取りで納品作業を確認しに来てもらうことに。。。

(まさかこんなに早く話を聞いてくれる事業者が現れるとは思わなかったです^^;)

用意したこと
・名刺を用意しておく
・Canvaで納品作業の流れを可視化できるような書類作成(必要な方は最後の方に用意しています)

実際に自宅で納品作業について説明をしたところ、できそうな気がしますが、実際に作業やってみないと分からに部分もありますね。。。

ということで

私も就労支援施設を見に行って現場を見てみる

という流れになりました。

③就労支援施設に訪問してみた

そして現場を確認したところ、


就労支援施設には正社員の方いて、就労支援施設で働いている方(利用者さん)をサポートされています。

正社員のリーダーとなる方1人と、利用者さん3人〜4人が1グループとなって、作業をしてくださいます。

現場や作業の雰囲気を見たあとに、作業の流れリーダーの方に説明しました

■作業フローマップを使って説明

商品が届いたらどのような流れで作業が進んでいくのかを、全体の流れをフローチャート(図でプロセスを示すもの)にまとめたものになります。

色分けをして、私の作業、リーダーの作業、就労支援施設で働いている方の作業の3つを説明していきました。

※チャートで全体像が見えると外注業者もわかりやすいですし、自分自信の思考の整理にもなり、説明が上手にできるようになりました。

一通り説明も終えて

事業者さんから

「現在使っていない1軒家の物件があるのですが、そちらで作業してみましょうか?」

との予想外の提案が!!

4DKの一軒家

こちらがその一軒家の一部です。

とても広くてびっくりしました!!

事業者さん→物件を持て余していたので利用用途が見つかる

私→大量の荷物を送っても安心

そして

「お互いにやってみないとわからない事もあるので、実際に1ヶ月お試しでやってみましょう」

となったのですが・・・

ただ納品作業を外注化するにあたり問題点も出てきました。

・PCを貸出することは可能か?
・プリンターを用意する
・Wi-Fi環境を用意することは可能か?

もちろんいきなり一軒家の場所を提供してくださるという好条件でしたので、こちらもすぐに「用意します」と返答をしました。

■PC→フリマで中古のMACを30000円で買う

■プリンター→Amazonで購入

■Wi-Fi→ポケットWi-Fi利用
月4000円

納品作業をする準備が整ったのでいよいよ実際にやっていただくことに。

お試し期間を1ヶ月設けてやっていただくことになったので、1商品あたり10円で契約書を提出しております。

※今回用意したPCや備品などの一覧は、後ほど紹介する契約書の文面に記載しております
※契約書のテンプレートについては、後の方ですこし触れています

わたしも2週間は一緒に作業をして教えながら進めようと思ったのですが、口頭で教えるだけでは忘れてしまったり、理解が追いつかない可能性があるので作業マニュアルを用意しました。

作業マニュアルを用意する

全くゼロの知識の方に仕事をお願いするには、作業マニュアルを作る必要があります。

私が作成した説明書やマニュアルは、以下になります

■商品のFBA納品マニュアル


商品をAmazonの倉庫に送るまでの、納品のやり方についてのマニュアルです。

商品が届いてから→バーコードを貼る→セラーセントラルでの入力手順などが書かれています

■中古マニュアル

中古商品の商品撮影のやり方と、撮影したものをグーグルドライブの共有フォルダに入れる方法について記載しています。

私は、Canvaを使って商品の納品の流れから、セラーセントラルのPC作業までを画像と文章付きで作成しました。

今回作った納品外注マニュアルは、ブログの最後にご購入ページを用意しています。

最初の2週間は一緒に作業をしました

マニュアルはあるとはいえ、全部を網羅できていなかったり、想定外の納品エラーなどもありますので、2週間は一緒に作業をすることにしました。

最初1〜3日目、1から作業を僕の方で実践して行って、リーダーとなる方に覚えてもらいました。

その後は、基本的にわからないときに質問してもらいながら作業してもらい、気になったところはこちらから「こうしてほしい」と要望を伝えるようにしました。

2週間目は、荷物がなかったりしたのですが、ほぼ手放しで作業していただける状態になっていたので、正直なところ2週間も教育期間必要はなかったのかなと感じました。。。


3人〜4人で作業してくださるので、ほんとに作業が早いです・・・(丸一日かかっても終わらなかった量が午前中で終わったりなど!!)

ポイント
貸出中のパソコンにチャットワークを入れて、ズームの使い方を教えました。こうすることで遠隔でもZOOMやGoogle Meetをつかって、遠隔でも作業の指示ができるからです。画面を見ながら指示を出せるのは非常時に解決が早いです!

契約書を用意する

以上の流れで就労支援施設での納品作業を委託できたので、今度は実際に本契約をすることになりました。

契約書は2つの意味で絶対に作る必要があります。

1つ目は、業務の約束事を残しておくため

契約書は、取引の条件や責任を書きとめ、信頼性を高め、問題の解決手段を提供する大切な文書です。取引のルールを書き出す約束の書だと考えましょう。


2つ目は、Amazonの真贋調査に対応するため

Amazonの真贋調査では、商品の出どころや住所がとても重要です。商品を外注先に送っていた場合、その領収書が本社の住所と合っていないと、トラブルの原因になります。しかし、契約書があれば、納品外注先との正式な契約があることを証明でき、住所の相違に関しても問題を解決しやすくなります。契約書は、真贋調査で安心感を提供する大切な書類になります。

こちらが作成した契約書の一部です

こちらの契約書も必要なかたがいらっしゃいましたら、納品マニュアルと一緒にお付けしています。

納品外注したことでのメリット・デメリット

今回自宅で1人で納品をしていた私が、就労支援施設の納品外注さんを利用してみて感じたことを最後にまとめてみたいとおもいます

メリット
・時間が生まれる(納品作業に当てていた時間が生まれるので仕入れに行ける)
・ダンボールの回収(FBAへのダンボールを取りに行かなくてよい)
・ダンボールの処分不要(電脳でとどいた不要なダンボールのゴミが出なくなる)
・ヤマトに集荷を頼まなくて良い
・部屋が綺麗になる(部屋に商品がたまらないのでストレスが減る)
・教育スキルが身につく(人に教える力が身につく)
・外注化スキルが上がる(他の物事にたいしても外注化したほうがトータルプラスになるのではないか?という思考が生まれる)
・自分で納品するよりも素早く丁寧に納品してくれる
※おそらく事業所によって異なります

デメリット
・初期の労力がかかる(問い合わせや段取り、資料の準備、教育の時間など)
・初期費用がかかる(外注さん用にPCやプリンター備品の用意)
※事業所によって異なります
・発送できない日がある(土日祝日は休みなので送れない)

納品外注の着手は労力がかかるので、腰が重いですが、長い目で見ると時間やスキルなどが手に入るり自分にプラスな面が多いと感じました。

ここまでお読み頂いた方は相当外注化に熱心な方だとおもいますので、納品外注をする一歩の参考になれれば嬉しく思います^^

最後まで御覧いただきありがとうございました。

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購入前に
私がプライスターというツールを利用して納品作業をしているため、外注マニュアルもプライスターの画面で説明しております。プライスターをお使い頂いていない方・また他のツールをお使いの方は参考になりにくい可能性がございます。
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この記事を書いた人

バツイチ4児のパパ

生活費と養育費に奨学金の支払いに追われながら、運送業とせどりの両立をすること3年・・・せどりで脱サラしました!

今は、田舎でせどりとレンタルスペース経営中

人生を変えてくれた「せどりのノウハウ」をブログで発信しています

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