ちょうど一年前の2023年5月、初めての真贋調査が来ました。ことの発端は、お客様からのレビューでした。
アマゾンのAIの監視にひっかかってしまったのでしょう。その後、真贋調査のメールが届きました。

その商品は、ヤフーショッピングで購入した激安のDVD。
調べれば調べるほどほぼ間違いなく偽造品でした。
そして結論から言いますと、その真贋調査を私はクリアしていまもアマゾン物販を続けています。
今回はその真贋調査で私が行った対応を思い出しながら書いていきたいと思います。
アマゾンからの真贋調査のメール
初めての真贋調査はいきなり来ました。
ある日、Amazonから「耳をすませば」のDVDについて、真贋の疑いがあるとの通知を受けました。通知が届いたのは2023年5月5日の21時ごろ。


この時点で、出品していた商品はすでに削除済みでしたが、アカウント健全性への影響を考え、問題を解決するために動くことにしました。
真贋調査後にやったこと
仕入れしていたDVDが手元にあったので、正規品と見比べてみよう!
楽天ブックスで同じ商品を購入し比較
まず、商品の真偽を確認するために楽天ブックスで同じDVDを購入し、自分が販売していたものと比較しました。

ヤフショはなんか・・・色が・・薄い・・・
そして付属品が足りない
並べてみないとわからない


比較の結果、
- ヤフショの商品は色が薄い
- 付属品が足りない
並べてみないとわからないが、これは偽物の可能性が高いと判断。
DVDを仕入れたストアに証拠を提示し「偽物」かと追求・・

購入したストアに偽物ではないか?とといあわせしてみた
結論から言うと「正規品です」の一点張り。
さらに、住所が曖昧で、かつ中国人ぽい。 ストアもすでに無くなっている。
加えて、メッセージの誤字脱字が多く、タメ口での対応…。
結果として、商品の返金には応じてもらえたものの、今度は返金されたがゆえに購入数が0になるという領収書が出せなくなる事態に。
結果として、商品の返金には応じてもらえたものの、領収書が出せなくなる事態に。
ヤフショ側のショップも「正規品だ」という主張を通している以上出版元に確認をすることに
ディズニーJAPANに確認してみた

見比べたら偽造品の疑いあるので、販売メーカーのウォルトディズニーJAPANに電話して事情説明しました。
それを踏まえて、偽造品の確認してもらえないか聞いたのですが、
正規品かどうかを確認するようなことはしていない!
とのことで、真贋の真意を明確にできないのが現状ですね💦
・製造年月日により、ケースが変わることもある
・正規品でも経年劣化による色褪せはありえるということ
なので、正規品とも断言できず、海賊版とも断言できないとのこと(困る)
引き続き頑張ります・・・
正直に現状をアカウントスペシャリストに現状を伝えた
楽天ブックスでの比較とウォルト・ディズニーへの確認を踏まえ、Amazonのアカウントヘルスサポートに電話しました。
Amazonとのやり取り
サポート担当者(鎌倉さん)との会話では、以下のような内容が確認されました。
- 通知の内容を確認し、改善計画書を提出する方針を決定
- 仕入れ先(Yahoo!ショッピング)の領収書が必要だが、返品のため領収書上の購入点数が0になってしまっている
- 10点以上の購入実績を示す必要があるが、今回のケースでは難しい状況
この時点で、解決策として以下の2つが提示されました。
- 仕入れ先の請求書または領収書を提出し、審査を受ける
- 問題を認める選択肢を選び、180日間通知が残るがアカウント健全性を維持する
今後の対応と対策
最終的に、今回のケースでは領収書の提出が難しいため、問題を認める選択肢を選択し、アカウントへの影響を最小限に抑えることにしました。
また、今後の対策として、
- ウォルト・ディズニー関連のDVDの取り扱いを中止する
- 製造年月日による仕様の違いがある商品は慎重に取り扱う
- Amazonのポリシーを事前にしっかり確認し、リスクのある商品は出品しない
という方針を決めました。
カウントヘルスサポートとの電話の最後に、担当者から改善点を聞かれた際、しっかりとそれっぽい答えを伝えることができた点も良かったかもしれません。
具体的には、
・製造年月日による仕様の違いを事前に確認する重要性
・今後、誤解を招きやすい商品の取り扱いを避ける方針
・出品前のリスク管理を徹底する必要性
といった点を説明しました。
このように、Amazon側に対して改善姿勢を示すことで、よりスムーズな対応につながる可能性もあると感じました。
まとめ
今回のケースでは、アカウント健全性が良好だったため領収書の提出なしでも問題なく処理できましたが、基本的に領収書は必ず保存しておくことをおすすめします。
今回の真贋調査を通じて、
- Amazonの基準に合った証拠を提出できないと対応が難しい
- 仕入れ元の領収書や請求書の管理が重要
- 商品の製造年月日による仕様違いがあることを理解しておく必要がある
また、
- 真贋調査中はカート取得率が大幅に低下
- 真贋調査は一気にバスケでファール4個食らった気分
といった影響があり、今後はより慎重に取り組むべきだと感じました。
同じような状況で困っている方の参考になれば幸いです。


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